激変の朝
朝、
ドスンという音で目が覚めた。
このブログ、以前写真の大きさをセーブしなかったので、ひと月で容量を越えてアップ出来なくなり、ショックを受けて元のアメブロに戻していました。が、やはりどうも肌に合わなくて敬遠ぎみになり、戻ってきました。再スタート…写真サイズを小さくして様子見しながら試していきます。
ずっと一緒に育ってきた、目の前の土地の
大きな棕櫚の木が
伐り倒された。
こんなに素晴らしかったのに。
もう、影も形もない。跡形もない。
にんげんの事情で 植えられて
にんげんの事情で きられていく。
おそらく地主さんが、老齢かなにかで
ストーリーあってきられてしまったのだろうが
(それはわたしの想い描いたストーリー)
ただひたすらこの世界にもうあの木は居ない。
全くそれが事実で
わたしがかなしいのも事実で
他のだれもなにも気に留めないであろうことも
事実だろう。
棕櫚の木さんに親しんでいた鳥たちは
どうするだろう。
まったく世界が変わる。
地球の端っこのできごとは
全体の根っこあってのできごと。
わたしは地球の端っこから
挑むつもりだ。
民宿 片岡の朝。その後、松茸売りのおっちゃんとおかあさん。1
順不同にこの旅のこと書いていますが、
もう3日ぐらい前に感じるけれど
とにかく天橋立での昨日のこと(11月6日)を書いてみます。
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民宿 片岡さんは古い造りだし、洗面やお手洗いも共同ながら
こうしたいと思ったら手に届くところに使いやすく何かが配置されている、という、女将さんの気遣いが随所にあって、これはお人柄だなぁと思わせてくれるお宿でした。
朝ごはん…
アジの干物が塩加減がちょうどよくて美味しかった〜。
そして、前夜に野風さんで食べたのと同じ柿!!
女将さんにそのことをお話ししたら
「この辺は庭に普通に成るものだからね」
と微笑んでらっしゃいましたが、
神奈川海沿いもまだ庭に柿は成ってるんですけど、
ここのように実がしまってるのにほんのり甘い、というのでは無い気がします…。
(いや、実はうちにも父が植えたのが成るんですが、渋柿なんです😱だからトロトロになるまで待つんです。祖父の時の柿の木には甘いのが成ってたけれどなぁ。)
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女将さんともいろいろお話ししたので、
名残惜しく、
出発の10時のギリギリまで、30分ほど強いお天気雨が来ていたのもあり、ゆっくりしました。
しかし10時になったらきっぱり雨も上がりました。
出発です。
駐車場は裏庭のスペース。
人のあたたかさってありがたい。
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真名井神社までは車で3分ぐらいでした。
そのあと、
元伊勢籠神社は標識が出ていたから近くのようだし立ち寄ろう…と車でのどかな細道を運転して行きました。
すると、たしかに辿り着くも元伊勢籠神社の駐車場には入れない。表通りからしか入れないようです。
気を取り直し、側の道の標識を見ると傘松公園が道なりのようだったのでまずは傘松公園に行こうと切り替えました。
しかし細い道…
この先いけるのか???
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ちょうど元伊勢籠神社の裏手のその場所に
軽自動車で販売に来ている松茸売りのおっちゃんとおかあさんがいました。
思い切っていったん愛車ぱるちゃんを路肩に停め、お二人に、傘松公園にここからいけるのか、車が通れるのか、駐車場は、等々訪ねてみました。
「表の大通りから駐車場に入るのよ、でもここ曲がってお土産屋さんの通りをまっすぐ行くと、よしのやさんてあるから、そこ左すぐにある駐車場に停められるよ、よしのやさんに"停めさせて〜"って言えば。お金はかかるんだけどね、元伊勢さんの駐車場もお金かかる、いまどこもそうなの。」
と優しい品のいいおかあさん。粋なおっちゃんも、わたしが湘南から車で来たことに驚いて、すごいねよく来たね、と。それからケーブルカーかリフトで傘松公園に行くことも教えてくれました。
お礼を言って
「では、行ってみます!」
「ゆっくりね」
おみやげやさんの通りをゆっくり走り、突き当たりのよしのやさんまで来ると、確かに広めの駐車場があって、停められました。
すぐよしのやさんに寄って店員さんに停めさせてもらった旨を伝えると700円(割引チケットをくれて、お土産を2000円分買うと500円バック)とのことでした。
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すぐ目の前がリフトとケーブルカーの乗り場でした。さぁ、傘松公園へ!!リフトで行きますよ😊
続く。
カフェ野風でのこと。
今回は文章のみになります。ちょっと長いですけど、お付き合いくださったら幸いです。
まず、その前夜(一昨日、11月5日)に、鳥取の浜村温泉から天橋立の宿(民宿 片岡)に予定より早めの時間に着いたものの、やるべきことをやっているうち、お風呂は間に合うも、近くの食堂での夕食を食べそこねたのでした。
そう、いつも愛車で長距離移動だから何時に宿に着くか不確定なので宿に夕食は頼まないようにしてるのです。
そんな夜遅くに偶然立ち寄った宿の近くのスナック"カフェ野風(のかぜ)"でのことを。
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其の一「玉子丼」******
カラオケの音が静かな道にもれていたんです。
や〜〜、どうしようかな、カラオケは苦手…。でもカフェって書いてあるから、何か少々は食せるかもしれない。
と、思いながら思い切ってドアを開けると、
目の綺麗なママさんと、カウンターには純朴な面立ちのおっちゃんが。カラオケは自動で鳴ってた模様。
ママさんに事情を説明し、何か食事できるものはないかということと、おニクは食べれないことを伝えました。
「じゃ、玉子丼は?田舎の玉子丼だけど、ちょっと待ってて。〇〇さん、ほら何かカラオケ歌ってやって!」
おっちゃんは二曲、お気に入りの男性演歌歌手の歌と、吉幾三さんの歌を歌ってくれました😊(うまい!!日頃練習してるみたい。)
運ばれてきた玉子丼は、しっかりお野菜も入って美味しく、添えられたお漬物も、フキも、
そしてこの辺りで採れた柿(しっかり種あり!!大満足)やみかん(皮が厚くふさの中は夏蜜柑みたいに粒立つてて美味い)も、地場産のようで嬉しく頂けたのです。
その後話しが弾み始めると興味深いことをママさんが言い出したんです。
この辺りに元伊勢がある。籠(この)神社が元伊勢とされているが真名井神社が元々で、天照大神の初めて還った場所…故に天照大神が祀られたとても神聖な場所であること。
これは、行ってみたい。
ここがそうした場所とは知らずに来たけれど
そういえば、マナイ神社、というのはどこかで聞いたことがある。
なんとなく、これかな!!と思った。天橋立に来た理由。
そして天橋立の由来はおっちゃんが教えてくれました。潮と潮がちょうど交わってできたのが天橋立で、神話としてはイザナギさんがイザナミさんの元に通うために使ってた天の梯子がイザナギさん寝てる間に倒れて天橋立になったというお話で、展望台から股のぞきすると、梯子が天に昇るように見えるよとのこと。
其の三「七福神で町興し」******
天橋立がよく見えるスポットとして傘松公園を教えてくれたのですが、その時、
「実は七福神さんに扮してつい昨日行ってきたんよ」と…。七福神さん?!
おっちゃんとママ含む7人のメンバーで、綾部から頂いた七福神の衣装(しっかりした衣装です)と舟(木の8メートルある舟)を生かして、七福神に扮して町興ししようと企画しているんだそう。
「この辺、過疎化も進んでな、人口も半分ほどになってしまって店も畳まれてるところ多くて。なんとか町興ししようと思っていたところ、綾部からメンバーの一人が譲り受けたものだから、これだ!と思って。」
これは応援したい、こういう熱い想いは!
取材とかぜひ行ったってほしい!!できれば
どこかテレビ局がとりあげてくれたらなぁ〜〜。
其の四「歌のこと」******
想いに感動しつつ、そのまま語っているうち、ママさんが歌が上手い、という話になって、そこから、何故かこれは白状しなくてはという雰囲気になって、実はわたしも歌をうたってるとつい言ったとたん、歌うことになりました(笑)
イルカさんの「なごり雪」なら…と歌ったところ、
ママさんとおっちゃん、えらく喜んでくれて
「山陰の海の白砂のようだ!!」とか
「ほんとう、声もかわいらしいし、うたいかたもいいし!!」とか
もう恐縮で穴があったら入りたいくらい照れたんですが(笑)
歌っているときには、自然と腹が座って、感情が溢れてくる自分を内観しながら、"あ、わたしこれからも歌ってもいいんだな…"と思いました。
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カフェ野風にて、思わぬお知らせを沢山頂いたのです…。ありがとうありがとう…✨
明日(翌日)のことも決まったし、もうすこし先の未来も決まった気がしました。
ママさんとおっちゃん、天使だったのかもしれません。いえ、七福神さんですね😊
ママさんとお互い連絡先を交換しました。
またぜひ来たいと思います✨
みなさまもぜひ。天橋立の元伊勢籠神社〜傘松公園側〜観光船乗り場あたり、七福神さん、探してみてください😆
民宿 片岡さんの女将さんもでしたが、みんなほがらかであったかいお人柄なのが印象的でした。
お読み頂き、ありがとうございます。
芳美
真名井神社
日付の順がいろいろになりますが、
このこと、いま伝えたい!!
真名井神社におります。
天照大神の居られるところ。
全く知らずに来たのですが、
近くの「カフェ野風」というスナックにたどり着いたところでスナックのママとお客さんとお話ししていて、教えて頂きました。
そして来ました。
素晴らしいご縁。
久しく神社には行っていなかったわたしですが…。
ここは御神体が、「自然(木、岩)」でした。
天照大神さまとの通信基地、という感じでしょうか。神さまの伝言をここへ降ろされる、という気はします。
決して、願掛けではなく、神さまからの仕え事を受けとる場です。と、わたしは感じました。
こちらからの通信は、感謝のこころ、ことば、波動(そのように自然となっていました)。それ以外は受けとることかと思います。
しばらく神さまと向き合う時を持てたことに感謝いたします。
神聖な気持ちで、これからの道を行きます。
野風のママさんから
「ここのお水がまたいいのよ」
と、
空のペットボトルを頂いたので、
お水汲みもさせて頂きました。
写真はいっぺんにアップしました。
境内と御神体は撮影禁止ですので、
禁止されていないところからの撮影です。
それぞれから、何か感じとって頂けたら
幸いです。
御手水、すごい。
入ってすぐの樹、すごい。
下三枚の写真の木々は駐車場手前の木々です。
宿を出る前にお天気雨がザッと降り、出る時ほぼ上がり、真名井神社で天照大神参拝後、サーっとお日さまがさして、なんとも樹々が美しかったです。
ありがとうございます。
旅を続けます。
芳美
浜田市の石見神楽を観た! 2
(本題続きに入る前に…
はやくもブログが追いつかない😆
すごい旅になっています。日付も前後すると思いますが、徐々に書いていきますね。)
さて11月3日の浜田市石見神楽の
二つ目の演目
「大蛇」!!
まずはスサノオさん登場!!
そしておじいさん
続いておばあさんが登場します。
この登場シーンがおじいさんとおばあさんが
歩くだけで
ぐらぐらゆらゆらユーモアたっぷり
思わず笑いが起こります。
そして稲田姫。大蛇に食べられてしまうのか?!
おじいさんとおばあさんは運命を憂い嘆き悲しんでいます。
そこで!!
スサノオさんになんとか助けてもらおうと、
はじめたのは仕込みの毒酒造り。
このシーン
おばあさんが毒味するんですよ。
まだまだ毒が効かないねぇ〜
ってやるわけですが、
さいご、効く毒が出来たら
当然ながら
すっ倒れてぷるぷる!!
でもちゃんと生きてる程度なんですね
それがなんともおかしくて
笑いが起こります😆
そしていよいよ!!
ものすごい火花とスモークの中
現れたる大蛇たち(赤、青、白、黒の四尾)
客席にはみ出す大迫力でぐるぐる舞います!!
そしてスサノオさんから毒酒を柄杓で与えられ
ただのお酒と勘違いして、桶をとりあって
どんどん飲む飲む、呑んで舞う!!
大蛇が酔って毒もまわったところで
スサノオさんとの格闘シーン!!
途中、稲田姫が危うく巻き込まれるシーンもあってハラハラ…
しかし見事全ての大蛇を討ち取り
よかったよかった😊
や〜〜、客席がキャーキャー言っちゃうほど
どきどきわくわくの、危険を孕んだ(大蛇がぐるぐる回ったり客席におそいかかる時、ブンブン尻尾が飛んでくる、笑)
ショー、エンターテイメントでした!!
来てらした海外のお客さんたちも大満足だったんじゃないでしょうか!!😆
終演後記念撮影〜〜!!
ぐるぐる巻かれて撮ってもらいました😂
稲田姫とおじいさんと。
ほんとにはるばる観にきてよかったです。
友達に感謝です。
宿への帰りの道は、灯りがない山の道路ですから、
満天の星空でした✨✨✨
3度ほど、愛車ぱるちゃんを路肩に停めて、
星空を眺めました。
宿に着いて、駐車場からも満天の星空✨✨✨
流れ星がひとつ、流れました✨
機会があったら、みなさんもぜひ
石見神楽を観に来てみては😊
100以上演じるグループがあるそうです。
わたしもまた観に来たいな〜✨
演奏された音楽についてもわたしなりに
紐解いて、今後に生かしたいと思っています。
ありがとうございます。
芳美
浜田市の石見神楽を観た!
浜田市に行きました。
宿に着いたのは11月3日18時。そこから灯りのない山の道路をまた30分ほど走ったところに
会場の三宮神社はありました。
ナビさまさまです。
さて、何故浜田市か…。
実はメルマガではよく記述しておりますが、
先月プロフィギュアスケーターの実演家を引退された町田 樹さんの、大ファンであるわたくし。そのファンアート仲間としてSNSで出会った友達が、浜田市で石見神楽の演奏(横笛)と衣装、幕の絵柄の担当をしてらっしゃるプロだと知ったのは今年の夏前だったと思います。
11月に公演があると聴き、観に行く!!と即座に言ってました(笑)
どんな音楽か、どんな演目か、はじめてのものにはなにかある、そして個人的にご縁あるスサノオさんのお話(大蛇)があるとか…
そして来ました!!
わくわくどきどきの開演前
この夜、ケンミンショーの影響もあって、
県外から海外から(わたしも県外ですが)
沢山のお客様でいっぱいでした!
開演前にお会いした友達は、優しそうな面持ちで、とてもとても気を使ってくださって。
しかしひとたび、演奏が始まると流石キリリとカッコイイ!!
笛と太鼓の音色が心地良く響き、
(しかしこうした和の音たちはどういう形で合わさっているのだろう!!)
ご挨拶があってから、
いよいよ演目。
この夜は
「恵比寿」と「大蛇」。
まずは「恵比寿」
恵比寿さんの笑顔の面が
自然にお客さんを笑顔にする!
(演者さんもお面の下できっちり笑顔だそうです)
扇子を鮮やかにくるくる回す!!
お客さんの中に鯛が逃げる!!
ここで恵比寿さん、鯛と格闘!!
そして!!
鯛!!とったぞ〜!!
この衣装と幕を友達が作っています!
長くなるので次の記事に「大蛇」
を。
これ、ハラハラドキドキ、そして最前列は身の危険(笑)有り。
「恵比寿」も
ちなみに鯛が客席から出てきた時には身の危険もありました(笑)
続く
芳美